学校に通っていた頃
瀬戸から通う私たちは
瀬戸組、と呼ばれていました。
電車に乗って毎日毎日。
◯◯ちゃんは何時の何両目の
どこのドアから乗るかまでが
なんとなくわかっている程
お互いを知る濃い~ひとつの
大きなグループでした。
幼稚園も一緒。
小学校は違っても同じ塾。
そんな子も多くて
さらに何年も
密な電車の中で育くまれた仲です。
彼女の家には
たくさんのマンガがあって
『ベルサイユのバラ』
『キャンディ・キャンディ』
『ガラスの仮面』
『生徒諸君』
『アラベスク』
家が近かったから
制服を着たままおじゃまして
部屋の中で並んで
壁に背中をつけて
何時間も黙々と
読み続けていたなぁ。
今日は
とっても久しぶり。
近くに来たから、と
寄ってくれて
何年かぶりに
ゆっくりお喋りしました。
おかあさんが残してくれた宝石の
整理整頓。
そして
ご主人様の結婚リングの
変形直し。
今度来てくれる時には
宝石を間にして
たくさんの話ができそう。
このコロナ禍、やれることは
少なくて限られるけれど
だからこそ
ゆっくりと丁寧に関わろうと
思っています。
今日は寄ってくれて
ありがとうね❤️
宝石の作りかえ