困った見えない生活

一昨日、靴で困っている
同級生がいて

昨日、メガネで困っている
シューフィッターさんがいて

助けてもらって
今度は助けてあげる

みたいなことに
なりました。

靴の悩みで近くの
彼女のお店に行った時、

彼女はとても
悩んでいる最中でした。

今月初めに目の中の
緊急手術をした為に

40センチ程の距離しか
焦点が合わなくなっていて

お客様の顔さえ
ボヤけて見えなくて、

そもそもの生活にさえ
困っているのだと。

今までのメガネが
全て使えなくなって、

どうにか見たいがために
今までの大手の眼鏡店に相談に行ったら

馴染みの店員さんは
転勤でいなくなっており

別の
お店では理解してもらえず
帰ることになり。

そんな
踏んだり蹴ったりのところに

昔のママ友の眼鏡屋が
靴の相談に来た・・・

、という
タイミングだったらしい。

困っているのを見かねて
メガネ男子と相談をして
日本堂に来てもらうことに。

「視力が安定するまで待たなくても
その時々でレンズを換えていくから

うちで眼鏡を作らないか?!」と
電話を入れました。

その電話を
医大の眼科の待合室で受けた
彼女。

「メガネには日本堂があった!」と
気がついて

いつ行けるのかを
真剣に考えている真最中だったから

電話が鳴って
ビックリしたのだそう。

そのあと仕事を済ませてから
ご来店されて

今の状況の眼を
診させてもらいました。

今の視力での
仮メガネを掛けてもらったら

見えるっ!!
1ヶ月ぶりに見える世界だっ!!

と言って彼女が泣き出しました。

あなたはかみさまですか?
本当に困っていたの、と。

嬉しさで泣き笑いをしながら
メガネの説明を受けていました。

靴のことで
手を差しのべてもらえたから

ご恩返しのように
今日に繋がった訳で、

靴で困っている同級生が
いなければ
こんなことも無かったはずで、

この物語はどこから
始まっていたのだろう・・・。

帰り道。

「眼鏡の仕事は
みんなに喜んでもらえる仕事で、

この仕事をやれて
本当に良かった・・・」と

メガネ男子が
呟いていました。

こんな気持ちにさせてもらえて
こちらが感謝。ありがとう!!