『着物えん』

美しい指輪。

ずっと眠っていた青い石を
リングにお仕立てしました。

🍀

個性的なピアス。

それのはず。

元々が、
カフスボタンだったから。

これはお父様の遺品のカフスを
ピアスにリモデルしたもの。

これを着物に合わせるというから
、驚きです。

この依頼をした彼女から
たくさんの夢を聞きました。

着物が好きで好きで、
30年末以上続けてきた

幼稚園の先生の職を
きっぱり辞めて、

着物の良さを
みんなに知ってもらいたい、と

一人、事業を
始めるのだそう。

この名刺も、

日本堂がお世話になっている
セカンドワークさんと話を重ねて、

受け渡しが終わったばかりの
出来立てホヤホヤ。

日本堂の奥の部屋を
お貸しして、

お二人は次なることを
話していたみたい。

ここから
彼女がしてくれた話。

夏祭りに浴衣が着たいと
ママにお願いをした小三の娘さん。

浴衣もなくて
着せ方もわからないママは
諦めてもらったのだそう。

その女の子は他の子が夏祭りで
浴衣を着る友だちに憧れて、

どうしても浴衣を着たいと
せがんで浴衣を買ったものの、

今度はママが
着せ方を知らない。

その親子さんから頼まれて、
着せ方を教えに行った彼女。

その女の子は
「浴衣が着たい!!」と

家でする花火にでさえ
浴衣を着るように。

浴衣をキラキラな目で
眺めるのだそう。

ママは娘の着物好きに
気づいて、

こんなに小さなうちから
着物が好きなんだと知ったそう。

・・・・

この話を聞いて、
彼女に勧めたのは、

幼稚園の先生という前職の
キャリアを生かして、

小学校に赴いての
着物の活動。

これはFBで繋がる
プロの方の知恵。

彼女なら
出来そうな気がする。

セカンドワークさんは
現役小学生ママなので、

より具体的な関わり方の
アドバイスをしてくれました。

🍀

話が続くなか、

来客として来てくれたお友だちが
話の輪に加わりました。

友だちには

黒の喪服の着物を
リフォームできないか、と
思っていたそう。

そんな事も
出来てしまう?!

このカバンは、
喪の帯をこわして作った
バック。

手の部分は
帯締め。

また、

今度娘さんの結婚式に着る
黒留め袖の相談。

ホヤホヤの名刺を渡しながら
相談に乗っていました。

どんなことも
ご縁から始まるから、

日本堂を介して繋がれる
ご縁があるならば、

是非
繋がってもらいたい。

この

『着物えん』という屋号も
そこからきているんだものね🌸