ファインセラミック。新しい可能性を見つける

日本堂は瀬戸物の町、
瀬戸市にあります。

瀬戸物は陶器のこと。
焼き物です。窯業と言います。

よい焼き物、
新しい焼き物を作ろうと、

原料の土から、また型から、
また焼成の仕方から、

試行錯誤を重ねている人たちの
背中をたくさん見てきました。

ボーンチャイナと呼ばれる
真っ白な陶器の白色を

「これはすごい!」と
見せられ

「これはすごい色なのか?!」と
思っていた小さな頃。

ファインセラミックが
出てきた時には、

陶器にこんな可能性があるのだと
驚いた記憶があります。

そんな瀬戸人だから、
焼き物が宝石になったら

どんなにいいだろうと
思っていました。

先日、メガネの展示会で
東京に出掛けた時に、

偶然見つけた
ファインセラミックの指輪。

そこにダイヤモンドが
留まっていました。

わぁ!

こんなことが
技術的にできるんだ!と思いました。

そしてわざわざ

その営業さんが日本堂まで
やってきてくれることに。

セラミックだから

やりたいこと、
やれることがあるはず。

今、
日本堂で弱い部分もあり

それをセラミックで
カバー出来ないだろうかと

その営業さんに
ぶつけてみました。

宿題にして検討してきます
、とのお返事が。

それが出来れば

リモデルにみえるお客様に
喜んでもらえるはず!!

一つずつ苦手を克服していって
「できません」を減らしていく。

新しい可能性を見つけていく。

日本堂はまだまだ
そんなところにいますが、

焦らず一歩一歩
前へ進んでいきたいと
思っています。