薔薇の会と人の縁

半年に一度、
『薔薇の会』があります。

息子の幼稚園時代に
役員を引き受けた仲間と

かれこれ20数年の間、
続く会です。

長い時間が流れるうちに
なんでも言えるようになり、

子育て中心だった話も
今は

病気ケガの話だったり
夫婦の話だったりと

自分の歳を実感する
話題に代わってきました。

今日も円卓に座って
数時間。

政治の話や世の中の話
経済の話まで加わって

勉強になる・・・。

みんなそれぞれ
やっていることがあって

付かず離れず
良い距離。

そのうち
一人の子は

お茶のお稽古に
来るようになりました。

その子が
着付けを習いたい、と

普段着で着物を着ている
先生に申し出て、

お茶のお稽古前に
着付けの練習。

その姿を見るうちに
自分も

着物が着たいと
思えるようになって
今に至ります。

🍀

薔薇の会が終わって
お店に戻ったタイミングで、

お茶の先生がメガネの
レンズを変えたいからと、
ご来店されました。

「ホント、貴方との
ご縁があったお陰だわ。」と

先生が感謝して下さるのは、
その彼女とのご縁。

先日のこと。

体調を崩された
先生のご主人が入院されて、

若い担当医の上の先生が
偶然、

その友だちの
旦那様だったのだそう。

入院と聞いて、その子が
病院の待ち合いで待っていて

手続きを手伝ってくれた
、と。

そして担当科のご主人と
顔繋ぎしてくれたのだそう。

時々先生が
気遣ってのぞいてくれたり、

彼女も病室に来てくれる事が
嬉しくて、と。

「ご縁があったからだわ。」
、と何度もそれを

私に
感謝して下さるので、

その事も
友だちに伝えます。

なんでもないように
行動して

なんでもないように偶然に
繋がった人たちとばかり
思っているけれど、

実は自分では
計り知れず

「安心していても大丈夫だから
そうしてなさい」という

目に見えない〈力〉に
コントロールされている
気持ちに、時々なります。

だからこそ。

そういう
他力本願ばかりでなくて

自分自身でも日々
明るい方を向いて

前に向かって
進んでいれば

良縁に繋がれると信じて
行動しようと思います。

(↑無言実行できない自分への
戒めとして書きます)