おかえりなさい!

YFUの国際交流。

留学に来る外国人。
留学へ行く日本人。

どちらのプログラムもある
YFU。

今日は名古屋で
【フォローアップ ミーティング】。

ここには、留学から帰国したての
日本人学生が集まります。

一年前のこと。

英語の試験。
そして

英語・日本語・親子、
様々な面接をパスした学生は、

何度もある
オリエンテーションで

海外での生活の心得を学び、
留学へ飛び立ちます。

一年弱、海外で
生活してきた学生たち。

まさしく人間の
Before→After。

多感な青春時代の
孤独から始まる異文化体験は、

みちがえるように学生を
変えるのだと驚かされます。

自分が担当していた女の子は
ヨーロッパへ。

時折

質問の
メールが来たり、

自分の日々の変化の
報告が来たり、

クリスマスカードが
届いたりしていました。

留学へ行く前の印象は
〈ふわふわピンクの綿菓子〉
、みたいな女の子。

それが、どんな風に
変わって来たんだろう

・・と
楽しみに参加しました。

パッと会えた時。

おとなしさが残るけれど
明るく弾けた印象になっていて、

みちがえるほど!
普通なのに、すごい・・。

印象で言うなら、

〈風が吹いてもしなやかになびく
なでしこ〉?!

ふわふわが消えて、
しっかりと根が張って

弱そうにみえるけど
強い小さな花🌸

そんな印象。

ミーティングでは
一人一人の留学体験を聞きました。

みんな甘えていない。
苦労してる。

どの子たちも
大人びて見えました。

一人一人がねぎらいの言葉と
修了証書を受けとります。

息子と同期生のTKは
アメリカの大学を4年。

この夏から別の
大学院に進みます。

来月。留学待ちの息子と
金曜日まで、うちでホームステイ。

「TKはいつから学校始まるの?」

「今度の月曜日です。」

「・・・3日後には学校?
入学する初めての学校に?」

「そうです。」

日本を月曜日に飛んで、
時差で月曜日にアメリカに到着して

火曜日が
初登校だそう。

自分の家でないここで
ゆっくりしていてもいいのか・・・

そう思ってしまう
時間と距離の感覚は

私が歳を取ったせい?

自分にとって
遥か遠くに感じるアメリカで

3日後には普通に暮らしている
彼の姿を想像すると、

私に出来るのか、と
思ってしまいます。

年齢の違いなのか、
人間の違いなのか、
世代の違いなのか。

とにかく、

若い子たちの
淡々と飛び越えていく感覚には
驚くことばかり。

数日前には
香嵐渓まで自転車で行ったと言い、

昨日は
遠く名古屋までランをしたと言い、

渡航ギリギリまで
体力ギリギリまで

遊び切る
心の余裕も真似できない。

うちの食卓にはTKからの絵はがきが
差し込んであります。

ステイさせてくれて
ありがとう、と。

ピアノの上にはヨーロッパから届いた
前述の彼女からのクリスマスカード。

若い子たちほど
手紙をくれます。

それもなかなか
真似できない。

、からこそ
忘れないように飾ります。

もうすでに
世代は交代しているんですね。

見習うところ
ばかりです。