先輩のお姉様のリモデル

宝石のリモデル相談に
ご来店されたお客様。

「恥ずかしいですが
全部の宝石を持ってきました。」

、と言ってお手持ちの宝石を
出されました。

たくさんの宝石を前にして
最初にするのは

宝石自体のことを
お伝えする事。

刻印を見て
「これはプラチナですね」
、とか。

一つ一つ宝石の刻印を
ルーペで見て、読んで伝え、

トレーに分けながら
区別していきます。

何もかも
リモデルする訳ではなく

リモデルに
至るまでには

リフレッシュ
(クリーニングをする)で着けられるもの、

リペア(サイズ直し等)が必要なもの、

リサイクル(もう使う予定がなかったり
アンバランスなもの)

の、見分けが肝心。

出されたものの
中には

まるで真珠そのものに見える
パール風のアクセサリーもあって

そこに何故か
18金のバチカンがついている。

そういうものは
混じってしまわないように

分解して
金の部分だけ現金に換えます。

そのお金が
他の宝石のリモデルの原資になります。

これらのパールも、
出番が少なそうなものは

無理に
リモデルせずに、

使用可能なところまで
メンテナンスをして、

使いながら
様子を見てもらうことに。

たくさんあったペンダントトップは
ブラックのコードを買うことで、

全て
生きてくることがわかって、

買取りで生まれたお金で
お支払いを済ませます。

お財布に優しい工夫をしていくのも
リモデルの楽しみの一つです。

何時間ぐらい
経った時かな。

「失礼ですが・・・」
、と切り出されて知ったのは、

いつもお世話になっている
学校の先輩のお姉様だったということ(驚)

言われてみれば、
お顔も声も喋り方もよく似てみえる✨

「こんなリモデルも出来るんですよ」、と
妹さんの話をしていたとは・・・(笑)

お声を掛けて頂いて
良かったです🌸

リモデルの宝石たち
楽しみですね❤️