宝石の格と同格なモノ

日本堂のしつらえは
様々な場所にあります。

季節の装飾、道端の草花、
工芸品としての瀬戸物、灯り、

夏は冷たいお茶を、
そろそろ

温かなお茶にしても良さそうな
風が吹くようになってきました。

コロナに慎重に。

紙コップでお出しする
お茶もそろそろ

季節の湯のみで
出してもいいかな、とか思いつつ。

お茶は、茶托ではなく
音が出ない布のコースターを
使っています。

着物をほどいて手芸品を作られる
お客様から買わせてもらうお品。

もったいないほどの
上質なコースターだからこそ、

非日常を味わってもらえる、
働くしつらえです。

新しいコースターを注文して、
模様替えのように
コースターも入れ替えます。

コースターでお出しした
お客様から

「譲って欲しい」と
お声が掛かることもしばしば。

今回は着物の大島と白大島の
端切れから作ってもらいました。

プロのお仕事。

なんてきれいな作りなんだ・・・と
端々を見て

作り手のお客様の
器用さに驚きます。

🍀

「これはね、
根気がいるからやめたの。」

布地を細く切って始末して
長くテープにして

縦横に手で編んで市松模様に
仕上げていくという手法。

こういうプリント柄だと
勘違いされたらもったいない。

これば御茶出しに使わずに、
宝石ディスプレーの中に入れることに。

Before

After

宝石の格も
上がったように見えました。

宝石の格と同じ格のモノを
並べていれると

不思議と
どちらも引き立つ。

そんなことを
感じたりするのを

日々
楽しんでいます✨