女性の為のコミュニティハウス

火曜日。

【女性の為のコミュニティハウス】
、に行ってきました。

同郷の先輩が
建てられたお家です。

先輩が建てて
住み始めたこの家には、

女性専用の
ゲストルームがあります。

いつでも希望すれば
お泊まりしてもいいらしい。

私も経験有りだけれど、
若い頃

夫婦喧嘩をして子どもを連れて
プチ家出した時があって、

結局行き場が無くてすぐに
帰った経験があります。

そういう気持ちや場所の
行き場のない時の

駆け込み寺になる
コミュニティハウスなのだそう。

驚いたのは
〈おくど〉がある土間。

「災害が起きてインフラが
止まった時にも活躍しそうでしょ。」

考えてることが
すごい。

希望すれば、時間貸しで
使わせてもらえる場所になっていて、

カフェとしてや、
クラフトをしたりとか、

話し合いの場所としても
使わせてもらえるとか。

食事は
持ち込みがいいと思って

お弁当を
買っていきました。

お風呂は
24時間涌いていて、

いつでも
入れるようにしてありました。

この日。

すごい雨!

高速道路を下りてから
ナビが

細い農道のような
山道を案内するから、

途中怖くなって、
引き返そうとしました。

外は雨で
景色は真っ白。

ワイパーはフルで動かし
バックモニターもよく見えず、

バックミラーだけで
曲がった道を

おそるおそるゆっくりと
下がっていきました。

突然。

ガコンッ、と
タイヤが落ちました。

やってしまった・・・。
こんな時に・・・。

雨がひどすぎて
外にも出られず、

JAFに電話を
掛けて待機。

この朝。

テレビもラジオもネットも
見ずに出掛けていて、

線状降水帯が来ていることに
気づいていませんでした。

後から
考えてみれば

前が見えなくて昼間なのに
遠目のライトを点けて走って、

籔の竹が雨に打たれて
道路に
垂れているくらいだったから

よっぽどの
大雨でした。

立ち往生している
珍しい車と人がいるものだから

地域の人たちがみなさん、家から
道路に出てきてくれました。

それが
心強かった!

先輩も心配して
飛んできてくれて。

驚いたのは、

そこの人たちは
すでに
先輩の知り合いだったこと!

先輩のコミュニティ能力の
高さを実感。すごい。

JAFの方も地域の方々も
みなさん優しく親切で、

脱出できて
その場を離れる時には

手を振って
頭を下げました。

大雨で
全身びしょぬれで、

先輩の家では
言われるがまま、

お風呂に浸かって、
先輩の洋服を借りました。

「忘れられない一日になったねぇ」
、と先輩。

はい、
いい思い出になりました🌸

🍀

次の日。水曜日。定休日。

快晴!

話を聞いた主人が、その
先輩の住んでいる山に
行ってみたい!と言います。

ロードバイクのコースとして
見てみたいのかな?、と思いつつ、

お借りした洋服を返す目的で
出発。

晴れたら、
すごくいい所だとわかりました。

近所の神社へ行ったり、
陣屋があったり。

お昼を食べて
散歩をしました。

先輩の家の隣には
神社があって、

段数が
108段と聞いて

1,2,3,
と数えて登っていきました。

ハッとする美しい景色が
日本らしく、

こういう場所で暮らす
豊かさを感じたのでした🌸