🌟4/9ジャンニ・カリタへ

2019年。

イタリア政府の貿易振興の
プロモーションに手を挙げて、

初めて訪れた
イタリア・ナポリ。

今回は2回目。

宝石店舗の集まる
〈イルタリ〉という場所。

入場の受付で
アポイントの証拠と
パスポートを提示して、

飛行機に搭乗するのと
同じ位の

厳しいセキュリティーチェックの
ゲートをくぐりました。

Gianni Caritaは
数万人のInstagramの
フォロワーを持つ

180年の歴史がある
老舗高級ジュエリーブランドです。

そんな
ジャンニ・カリタ ファミリーが
今回、

笑顔で
出迎えてくれました。

リアルに会わず
メッセージのやり取りだけで

繋がっていた
数年。

会って
どんな風になるんだろうう・・・

、と不安に思っていたので
本当に嬉しかった!

お互いが
母国語でないので

簡単な英会話で
話が始まります。

でも会えば
人と人。

伝えようとする気持ちや
笑顔で、

コミュニケーションが
とれてきます。

日本から持参した
お土産。

お菓子はチョコレートと
ハッピーターン。

ハッピーターンは以前、
アメリカのお父さんが

「世界共通の美味しさ!」
と喜んだから。

イタリア人のお口にも
合ったみたい。良かった。

持ち込んだ日本茶のセット。
〈瀬戸市の瀬戸物〉
急須と湯飲み。

それに付けて

いつも日本堂で使っている
KYOTO宇治の玉露玄米茶。

「KYOTO!」と言う
響きだけで喜んでくれました。

そして
日本を知ってもらうための
帯。

部屋に
飾ってもらえたなら
嬉しいな。

驚いたのは、

奥の応接室に
通してもらえたこと。

大きなテーブルで
ジャンニ・カリタの社長
ピエパオロと兄のカルロ、

会長の
ジャンニカリタ、

デザイナーの
アドリアーナ。

息子と母と私と

同じテーブルに
招いて下さったことに
、まず大きな感謝。

話は
NIHONDOの説明から
始まります。

「TOYOTA CITYの隣町。
東京と京都の間にあって、
日本の中心の場所にあるNIHONDO」と説明。

日本堂のHPから
『NIHONDO SMILE』を
見てもらって

集まるお客様の顔を
見てもらった時には
すごく嬉しそうでした。

日本の話、ナポリの話、
お店の話、

次から次へと話は
続いて、

「お昼をごちそうするから」
、と

レストランへ
連れていって下さいました。

ワインから
美味しいエスプレッソまで

イタリアの食事の取り方を
教わりながら
楽しい会食でした。

新しい宝石も
色々と見せてもらいました。

知らなかった
素材のカテゴリー別の
ブランド。

どれも素敵!

なぜ、日本に無いんだろう?
と思いました。

https://nihondo-japan.co.jp/giannicarita

いつまでも
現役で仕事をする
カリタ会長の姿。

真摯に
仕事に向かう姿勢を
垣間見て、

だから周りも
仕事に真面目に向かうのだと
勉強になりました。

アドリアーナは若いころ
カルティエの宝石デザイナーで

今はジャンニカリタの
宝石をデザイン。

この短い
滞在時間の中で、

アドリアーナ自身が
今回持参した宝石の
修理をしてくれました。

朝から一日を
ジャンニ・カリタのお店で過ごして
、終業の時間まで。

イルタリは街中から一時間
、と遠く

タクシーを呼ぼうとした
私たちに

「帰り道だから乗っていって。」と
カルロさんが
声をかけてくれました。

カルロさんの車で
ホテルまで。

なんだか
夢みたいです。

丘の上から見渡せた
ナポリの街並みと

スリルのある運転は
忘れられない思い出に。

一日一緒に
過ごすうち、

息子とカルロさんが
兄弟か親子みたい、と

みんなに
からかわれるくらいに
気が合って

家族とアイスクリームを食べようと
約束をしていました。

楽しい思い出を
いっぱいもらいました。