伝統工芸師の友だちが
リモデル相談に来て、
目に留めたのは
イタリアからの大胆なピアス。
彼女はいつも
自宅兼工房で
コツコツと
陶器と向き合う毎日。
それでも時折
華やかな舞台に出ていくよう。
その時に着けられたら、と
いう気持ちになったみたいです。
ただ、
これは【ピアス】。
彼女は
ピアス穴が無いので、
目に留まった時点で
イヤリングに加工することを
考えていました。
「今日、相談に来たのは、
背中を押してもらえるかなぁ~って。」
このデザインはどう考えても
イヤリングよりもピアスのデザイン。
ピアスの方が
絶対にお洒落。
だから耳に
ピアス穴を開けにいこうかと
決心を
固めたいようでした。
その相談も
あったみたい。
自分も職業柄、説得からの決心で
開けた人だけど
ピアスで
お洒落の幅が広がったから、
それは良し。
施術してくれる
近くの病院の話になりました。
自分の経験から
診察直前に
ピアス位置を決めてほしいと
言われた覚えがあったから、
慌てないようにあらかじめ
穴の位置を考えてみようと
マーカーで印を。
テーブルにあった
Diorの雑誌を見つけて
彼女が嬉しそうに
ページをめくるのが嬉しくて、
しばらく一緒に
あれこれと話をしました。
ピアスの穴をあけると
運命が変わるかも、とか言って(笑)
ピアスのまま、
持ち帰った彼女。
今度は
ピアスを着けて来てくれるかな🌸