何て可愛い市松人形。
人形供養に出す寸前で、
縁あって
近所の着物店、
和布堂さんの施しで
再び、昔の姿に戻った
お市の方。
お市の方と名付けた
このお人形のおかあさんは
高校の同級生。
30年間障子の窓辺にあって
真っ白に日焼けした着物。
その、すすけていた着物を
お直ししたのでした。
以前は
着付けた着物を固定させるために
身体にたくさんの釘が
打ち込まれていました。
痛々しいほど。
それを知って
「ごめんね・・・」と悲しんだ
友だちを見たから?!
今回は一本も使わずに
ヒモだけで人形に着付けられていました。
こういう心配りが
本当にありがたい、と思う
友だちの気持ちが
横にいて
伝わってきました。
今時では手に入りにくい
良い着物の生地。
30歳という人形の年齢に
見合った
30年前の着物生地を
使おうということになり
流石だと思える、見事な工夫と
確かな技術の和布堂さん。
宝石のリモデルと同じで、
〈持っているものを生かす〉
その考え方を
するんだと思いました。
嬉しくて記念撮影🌸
本当に大切に思うから、
車に乗る時もしっかりとシートベルト(笑)
お店では
着物を作る友だちが来店していて
そこでまたお市の方を囲んで
花が咲きました🌸
いい日になったね!
今度は日除けの
衣紋掛け作りだね✨
まだ瀬戸に通ってくれる
理由があって嬉しいな~🌸