宝石の写真撮影の仕方

宝石の
写真を撮るのは難しい。

プロのカメラマンにきてもらい
撮影をしたこともあるけれど、

場所を設けて
機材を持ち込んで

仮のスタジオを作り
かなり大がかり。

光を
あちこちから当てないと

影が
出来てしまうことが一番の難。

やっぱりそうか・・・。

日本堂には玄関横に
小さなテラスがあります。

椅子とテーブルがあるので、
そこで小さなスタジオを作っては

自分で
撮影をするようになりました。

カメラマンのしたことの
見よう見まね。

「ちょっと撮影をしてきます。」

格好いい言葉とは
裏腹に、

手に持っているのは
洗濯ばさみと白い布。

日陰を選んで布を張り
洗濯ばさみで風対策。

そしてそっと
宝石を置きます。

膝まずいて
宝石に近づいて

カメラを通して
宝石を見ると、

四方からの太陽の光で
影がなく、

本物と同じ美しさで
宝石がこちらを向きます。

お客様のリモデルの
before→afterの写真も
そうして撮ります。

室内で撮った
beforeの写真↑↑

そして

太陽の下で撮った
afterの写真↑↑

宝石の変身ぶりと、
関わった愛情が乗っかってか、

一段と宝石が美しく、
写真に撮られてくれます。

だいたい、
ひとつの宝石に対して

このくらいの枚数を
撮影して、

そこからよい写真を
選んでいきます。

明るさの調整だけはして、
あとは

天然の色のまま写すのが
いいかな✨

宝石が
色んな顔をしてくるので、

それを眺めるのが
好き。

元々、人一倍
興味がなかった宝石。

その宝石の方から
こちらに近づいてきてくれて、

その地球のカケラの
美しさとパワーに
癒されるようになりました🌸