いつかを自覚をした日

お隣、

瀬戸信用金庫さんの駐車場で
自損事故がありました。

けが人は無し。

ドンという音で
ぶつかった場所は、

日本堂との
境目の柵。

スタッフが駆けつけて、
中のご婦人を助け出した時に

「まさか自分がブレーキを
踏み間違えるなんて・・・。」

、と言いながら
助手席のドアから出てきました。

車は
うまい具合に

柵と藤井聡太君仕様のポストに
挟まれて
動けなくなっていました。

柵とポストとポール
、この3つに止められた車。

いつも私たちが使う歩道は
たまたま無人で
ひかれた人はいませんでした。

人身事故に
ならなくてよかった・・・。

運転免許を返納した
身内がいますが、

一度目の踏み違い事故の時は
お店の車止めの柵に正面から。

「たまたましてしまったのかな・・・」と
思っていました。

けれど、

2度めの踏み違い事故を起こして
花壇の柵に乗り上げて

車が
廃車になった時には

それを機に、家族の説得で
車に乗るのをやめてもらいました。

自分だって、自分は
まだまだ歳を取っていないと
思っているから、

ずっとこの続きで
車を乗り続けられると
思ってしまっています。

事故直後、
「あら、まぁ!」と

車の正面からまじまじと
のぞいていた、おばあさん。

そして、

いつものお散歩コースで
保母さんたちが横目に

事故を見ながら
通りすぎていきます。

乳母車にたくさんの
子どもたちを乗せて・・・。

その光景に
鳥肌が立ちました。

不幸中の幸いで、たまたま
人身事故が起きなかっただけ。

ニュースではたまたま
不幸にも人身事故が起きただけ。

大きな違いは
小さなタイミングの違いだけなんだと
怖くなりました。

車に乗るからには、いつかくる
免許返納を覚悟しないといけない、と
教えられた出来事でした。