棟続きの母屋で、
祖母の木魚とお経が目覚ましで育った自分。
ずいぶんと可愛がってくれたおばあちゃんが、
小さな私に
「悲しい時や苦しい時には
教会で教わった歌を、こっそり
歌っていたんだよ。」と
【主われを愛す】の讃美歌を
教えてくれました。
母校大学の礼拝堂で
召天者記念礼拝が行われ、
学校に関係するご遺族をお迎えする
お手伝いに行って来ました。
虹や蝶々や鳥や、
目の前に死んでしまった大切な人が
生まれ変わって来てくれたんだ!と
いつまでも思ってしまうから、
【虹の彼方へ】の
パイプオルガンのメロディーが流れたら
天国に逝ってしまった
家族のことを
走馬灯のように
思い出す時間になりました。
遺族の出席者に、幼稚園教諭だった頃の
教え子がいました。
若くして
お父様を亡くされた三姉妹。
瀬戸の方で、保健士をされていた
お母さんには
息子が小さな時にお世話になった
ご縁もありました。
礼拝が終わった後に、校内にある
懐かしい幼稚園へ行くことになりました。
仕事仲間だった先輩も
礼拝に参加されていて、
思いがけず
懐かしい話に花が咲きます。
園舎が変わっても全く変わらない
幼稚園の雰囲気は、
方法論が変化していっても
〈神様のもとでひとりひとりが
大切に育てられる、かけがえのない存在〉
、だという大元が変わらないから、と。
懐かしい雰囲気の中で
昔に戻ってみんなが、笑顔🌸
家族に伝えたい事をひとつ
思いつきました。
ずいぶんと先、いつか私が
神様に召された時には母校に連絡をしてね。
そして、
案内される召天者記念礼拝に
出掛けて下さい。
いっときでも
心を癒せる時間になるから。
そうお嫁さんたちに
伝えておこうと思っています🌸