使わないお母さんの宝石を、
娘二人に分けます。
持ち込まれたのは、
ルビーのペンダントが、2本。
娘さんは
「こんなのは使わないから、
石だけ取って
ピアスとペンダントにしたい!」
、と言いました。
でも、宝石は
作り込まれているからこそ
価値があるので、
一旦石を枠から外してしまうと、
ある程度お金を掛けないと
元のような〈宝石としての〉価値が
失われてしまいます。
そして
作ってみたいものがあれば
別なのですが、
「石があるからなにかを
作らなければ・・・」という
発想が元だと、
作っても
使わなかったりします。
娘さんたちに
そんな空気がありました。
そこで、今のデザインを
よく観察してもらうことにしました。
🍀
「この部分を使ったピアスって、
可愛いと思う?」
🌸「あー!可愛い!好き好き!」
After
ペンダントの一番外枠の部分を
利用して、ピアスの軸を立てました。
耳のカーブに沿って着けられる
ちょっと今どきの感じ。
娘さんの耳に
あけた穴の位置から計算して
最終着けて
どうみえるかまで考えて
ピアス軸を立てる位置を
数ミリまで確認しました。
🍀
「じゃあ、
こんなプチペンダントなら、
使ってみたい?」
🌸「シンプルで、可愛い!使う使う!」
After
ペンダントの中央で
揺れていた部分を外して、
チェーンを通すための
バチカンを付け足しただけ✨
🍀
残った部分もそのまま
使えるサイズになったので、
慎重に
分解してもらいました。
After
これはチェーンを買われて、
お母さんが着けるのかな?!✨
【After 】
🍀
「じゃあ、この真ん中にある
ペンダントのルビーのお花は
好み?好みじゃない?」
🌸「あー、これだけなら
かわいく着けられるかも!」
After
🍀
「このルビーのお花を外したら、
きっと外側のデザインが
オリンピックのエンブレム
、みたいになると思うけど
想像してみて欲しいと思う?」
🌸「抜け感が出て
きっと素敵になると思うから、
欲しい欲しい!!」
After
【After 】
とても気に入ってもらえて、
たくさんのアイテムになって
しかもお値打ちだったので、
とても喜んでもらえました。
🍀
このお客さま、スタッフが以前
同じところに住んでいて
顔見知りの方だったそうです。
リモデルカウンセラーは、
たまたまその時に出会ったスタッフが
担当するのですが、
それぞれ全体を共有しているので、
お渡しは誰でも出来るように
なっています。
受け付けた私ではなくて、
別のスタッフがお渡ししたことで、
互いが互いに気付けて、
久々の再会になったようでした。
古くからのお付き合い
、ということで、
安心してやり取りが出来て
かえってよかった。
こういった出会いは
狭い瀬戸ならでは、なんですかね🌸