ずいぶんと長いお付き合いになります。
隣町の大きな工場。
そこで秘書をしている彼女は
少しお姉さん世代。
言葉の歯切れが良く
ビシバシ物を言い、ガハガハ笑う
いつも会社の事を
とても楽しそうに話して下さって、
会社がひとつのファミリーみたいに
聞こえてきます。
今日は
お祝いの品を選びにみえました。
海外に出た会社の
竣工式に持っていくために。
「自社の機械をたくさん使ってもらったから、
恥ずかしい品ではいけない」、と
厳しい女性目線で品を選んでいきます。
見やすい大きな時計を工場に✨
事務所には
品の良い美しい壁掛け時計✨
屈託のない彼女は
会長や社長にとても愛されていて
それを
常々感じていましたが、
その最愛の会長が
この年末に亡くなられたそうです。
そしてその少し前には
ご自分のお父様も。
「悲しい年だったんですよ」。
そう言いながらも
「大事な人を見送ることも
ひとつ勉強になったわ」、と
なかなか言えないことをサラリと言って
帰っていかれました。
会社にも
こんな大きな
お母さんみたいな存在が
必要なのかもしれないですね🌸