日本堂は敷居が高くて
入りにくかった
、とよくお客様に
言われます。
確かに宝石店という場所は
勇気を出さないと入りにくいかも。
その反面、
一度日本堂のお客様となって
やり取りを重ねると、
逆に入りやすい
お店になるみたい。
「ちょっとごめんね、ここら辺で
ノコギリ売っているお店を教えてくれる?」
と、わざわざ車で
立ち寄ったご婦人に見覚えが。
お茶を飲んでもらっている間に、
近くの金物店に電話で問い合わせる
男子。
場所を教えて
出ていかれたものの、
心配になった男子は
自転車で追いかけて、
案の定、
道を間違えそうになっている
ご婦人の車を捕まえて
ついてきて。と
ナビをしたそう。
「よかったわー追いかけてー。」
と帰って来てそんな話を聞いていると
「ありがとうね!買えたから。」
、と菓子折りを携えて
再びご婦人が
来てくださいました。
そこからしばらく
お喋りが続きます。
気を遣って
下さったのか、
色のついたメガネが欲しいと
ご注文されて
こちらが恐縮です。
朝にはご近所の友だちが
久しぶりに来てくれて、
元気そうでよかった!
お母さんの
指環のサイズ直しを
預かりました。
何でもないお喋りだけど、
こういう時間って
人には必要だよなぁと
この歳になって思います。
夕方には、
仕事でお世話になる
女子が
注文していた伝票を
持ってきてくれました。
最近忙しすぎて
お店に立ち寄る時間も無かった
彼女と、
今後の日本堂の広告について
話し合いました。
雑談なのか仕事なのか、
話の内容はあちこちするけれど、
話の中にたくさんの
気付きがあります。
たくさんのお客様との
話の中には
栄養がたっぷり。
ありがたいことです。