YFUの大先輩

YFUでボランティアを
始めたのは、

息子が高校生の頃に
たくさんの悩みを抱えて

その出口が
見えなくなってしまった時に、

本当に彼の事を
考えてくれる人との

出会いの有り難さが
あったからです。

高校生で海外に
出たことで強くなり
戻ってきて、

生き生きとした自分を
取り戻せた姿があるのは

ひとえにご尽力下さる人との
出会いがあったからこそ。

自分はYFU地区委員として
ボランティアを始めて

まだまだ
日が浅いのですが、

大先輩はそれを
30年以上されていて、

私からすると生き字引のように
なんでも尋ねていました。

その先輩が家のご事情で
ボランティアを下りられてから
心細く思いながら

お店の事をスタッフに
おまかせ出来る時には、

出掛けていって
やれることをやっています。

🍀

その先輩から宝石整理の
相談メールが届いた時には

「また、お会いできる!」
、と嬉しかった。

大雨の中、

お母様やご主人様が
遺された宝石を

たくさん持って
ご来店されました。

金のペン先の万年筆や
カフスなど、

今後使えないものを
お金に変えて

カフスやタイピンから
外した真珠は

集めて1つのブローチに
まとめて使うことに。

胸元には大きな
プチダイヤモンドが光っていたので、

婚約指輪から外した
ダイヤモンドは

また
全然違うデザインを
加えて、

持ってみえないという
ロングネックレスに
通すことにしました。

娘さんやお嫁さんへ
プレゼントするための

パールのプチペンダントを
お揃いで作ることにもしました。

「これはおもちゃでしょう?!と
出されたネックレスは、

ひとまず
分析を掛けることに。

必要なもの、不必要なもの、
順に整理をしていって、

手元がスッキリした時に

「これらをどうしようと、とずっと
悩んでいたからスッキリしました!」

、と喜んで下さいました。

中には

昔々の『日本堂』のケースから
出てきた宝石もありました。

昔から細い糸でご縁が
繋がっていた気がしました。

YFUでは
会えなくなってしまったけれど、

お店をしているからこそ
ここで再会出来てよかった!

、と思いました🌸