松本から宝石を買いに

日本堂に
出入りをしている
問屋さんが、

業界のリアルを
教えてくれます。

私たちは日々
定点だけれど、

先代からの問屋さんは
昔からの行き付けの

小売店を回って
お商売をされています。

日本堂のような
宝石を販売する路面店が

愛知県では本当に
少なくなったそうです。

デパートさんも
時計コーナーが拡がった陰で

宝石売場が
小さくなってきているそう。

「みなさんはどこで
宝石を買われているんでしょう?」
と聞くと、

ネットか、

ナショナルブランド等の
ハイブランドで買っているか、

それとも

ショッピングセンターの中にある
宝石店で買うか、ではないかと。

宝石は
地球が産んだもの。

同じダイヤモンドの
グレードが

同じ価格であっても
おかしくないのに、

何故
差が出てくるか。

それは

野菜に例えたら
分かりやすかも?!

道の駅の野菜は
朝摘みを

生産者が持ち込んで、
安くて新鮮です。

作った人が売る。

そこには仲介も無いし
宣伝費用もありません。

だから安い。

同じように
畑でも

〈外国の畑〉から
取り寄せたらどうなるか?

運賃も掛かるし
管理も大変。

外国からわざわざ取り寄せる
魅力を発信するために

ネットや雑誌に
広告宣伝費をかける、

全国にあるのなら
店舗の維持費や人件費が
かかります。

その費用は
どこから捻出するか?

野菜のお値段に
乗せないと
採算が合いません。

だから

お値段が高い高級素材の
お野菜になってしまう。

宝石も野菜も、そんな
社会の仕組みは同じこと。

何処を目指すのは
それぞれのお店さんの考えだけれど、

日本堂は
宝石店の〈道の駅〉を目指したい。

自社の建物で
少数精鋭のスタッフ。

並べる宝石も
仲介無しの

オリジナル商品が増え、
ベストプライス。

それ以外に、

【宝石に特化】した
老舗ブランドは

先代から大切に引き継いで
店舗に置き、

それとは別に

お客様のご要望の宝石が
作れるように

スタッフ全員が
勉強をしています。

宝石の目利きの
お客様たちは上手で、

それを
分かっておられ、

日本堂のリピーターと
なって下さっています。

良いと思った宝石を
身に着ける事。

そのことが
満足だからです。

https://jbc-web.info/nihondo/

この日。

「私、長野県の松本から
ここまで来ました。」

、というお客様がいて
ビックリしました。

日本堂を目指して
高速道路で来たのだと。

「どうやって日本堂を
知ったのか?」

、と聞いたら、
Googleだそう。

調べたら
日本堂が出てきて、

「どうしてもここの
宝石が見たくなって来た」、と。

近くのどのお店にも
満足出来る宝石が無くて、

このお店なら
あるかもしれない・・・と

わざわざ

何時間もドライブして
来てくれたそうです。

「いいですね~~!!」

ため息を漏らしながら
買っていたのは、

黒蝶真珠の
マルチカラーネックレス。

私のお気に入りの
一本でした。

どこを探しても
こんなに商品がそろった中から

選べるお店は無かったと
誉めて下さいました。

彼女は
道の駅のような

新鮮な商品がたくさん並んだ
宝石店を探していたんだな。

お客様と私たち宝石店との
マッチング。

日本堂を選んで来て下さる
お客様に対して

宝石を満足して
買っていただける環境を整えて

日々
お待ちしたいと思います。

https://jbc-web.info/nihondo/