3/14 子どもと孫とみんなと

ここは宝石店。
宝石は高額品。

そうそういつも
買えるものでないからこそ、

みなさんが自由に
出入り出来るんだと
最近は思います。

だって

行ったついでに
買えるものではないから(笑)

一人ではなく、
ご夫婦や親子さん、
友だちやグループでご来店されて、

宝石のクリーニングや
メンテナンス、

メガネの調整や
止まった腕時計の電池交換をしながら、

ちょっとした非日常の
空間でのおしゃべりを

皆さん
楽しまれている感じがします。

昔は
親子さんで来ていた

同年代の
パパママも、

今では

じいじとバァバとして、
子守の途中のとまり木として

日本堂に
来てくださいます。

あっという間に
お孫さんも増えたことに
驚いてしまいます。

小さな子どもたちには
魚の水槽の前の場所が人気。

少し大きくなると
ぬり絵をしたり

パズルをしたり
絵本を読んだり。

ここは宝石店というよりも
ちょっとホッとできる

ラウンジ的な
場所なのかも。

そこに

子どもたちの声が聞こえたり
笑い声が響いていたり。

草花の
季節感や

本棚やお魚などの
生活感を感じるものがあって、

ここは住まいのような
人間らしい場所。

もちろん
宝石時計メガネが生業だから

ゆっくり見てもらって
気に入って

買ってくだされば
ありがたい。

こうやってみなさんと
おしゃべりしているうちに
何年も経ちました。