目利きのお客様

目利きのお客様と
話をすると、

色々な事が
勉強になります。

何故、目利きと
分かるかというと、

宝石を見る目を
持ってみえることに、

私たちの方が驚き、
また

学ばせて
もらえるからです。

陶磁器の
長い歴史を持ち

生業が瀬戸物に関わる仕事が
多い瀬戸では、

陶器の奥深い部分に
興味関心を持つ人たちが

多く
暮らしています。

そういった方々は
陶器に限らず、

他のもの、

例えば宝石とか着物とか
思いもよらない骨董品など、

好きな方が
多いように思います。

先日、
古く旅館を営んでいた

親戚の蔵出しの品々の
整理のお手伝いをした時に

出てきたのは、
お三味線のバチ。

使い込んで擦り減っている
薄々のバチの端っこ。

昔々の着物姿の女性が
それを握って

お座敷で小唄を口にしながら
しゃんしゃんと

弦を奏でている姿を
想像出来ました。

それをゴミとして
捨てるに忍びなく、

それでも
使い用のない

そのバチをお客様に
見せた時に

「欲しい」とスッと
手に手に取ったお客様。

すごいなぁと
そこで思ってしまう。

お宅の
ご主人様用の飾り棚に

美しく
収まっているところを
見せて頂きました。

分野が違う骨董たちに
まじっていても

仲間みたいに
自然に馴染んでいる感じ。

🍀

ブルーリバーの
最高グレードを集めた

指輪と
ペンダント。

クラリティがIF。

なかなか巡り会えない
ダイヤモンドグレード。

その石の輝きを
「実際に目で見てみたい」
、というご希望があって、

目利きの奥様も
赤黄緑青橙に光って

上がってくる光や色に
驚いて下さいました。

それでも鉱物好きな
ご主人様は

もっともっと大きな
ダイヤモンドが見てみたいと
仰ったので、

日本堂が
奥で保管している

3カラットのダイヤモンドを
お見せしました。

そこでまた盛り上がった
鉱物としてのダイヤモンドの話。

ご主人様には
教わることも多く、

講座を聞いているような
時間になりました。

頂いた
お土産から

先日の
奈良公園内の交通事故の
当日

同じ奈良公園に
行かれたということがわかり

そこで、奈良との県境で
大学生活を送っていた
息子の話になり

ご親戚が
息子の学校の

名誉教授を
されていた話にもなって

こんなところでも
細く繋がっていたんだなぁと🌸

また、
いらして下さったら

勉強になるお話を
講義のように

聞かせていただきたいと
思っています。