クリスマスの一日

マッチ売りの少女は
雪の降る寒い日に、

外から
家の中を眺めます。

クリスマスツリーが飾ってある
横には暖炉。

幸せそうに過ごす人の風景を
外から眺めます。

そんな少女の気持ちと
一緒になって切なくて、

絵本の中にある
温ったかな家に憧れました。

その場所は
人の気持ちが作るもの?!

、と分かってきたのは
ほんの最近。

美しく飾りつけしても
人が寄りづらかったら

自分が憧れている
そんな場所にはならない?!

クリスマスに、日本堂に
来てくれる人がいるというのは、
逆に

「来てくれたんだ!!」
と思います。

🍀

クリスマスイブの
朝。

一番で来てくれたのは、昔、
日本堂でアルバイトをしていた
女の子。

「彼にプレゼントが買いたい」
、と
素敵な彼氏と一緒に。

彼は、壊れてしまった
メガネをしばらくの間

使いづらく
使っていたそう。

そんな彼に、彼女が
メガネをプレゼント✨

格好を気にしない彼。

これを機に
イメージチェンジを試みます。

あはは~
おほほ~

部屋の中に響く
笑い声が心地いい。

🍀

ママのお手伝いで
お店に来てくれたのは
お隣の坊や。

ママのメガネの調整を
持ってきました。

お隣では
商店街のクリスマス会。

賑やかな演奏と
たくさんの人。

1000人にケーキを
プレゼントする企画。

彼も大勢にまじって
列に並びます。

子どもの為の
くじ があったりして、

息子家族たちが
寄ってくれました。

人が集まるだけで
クリスマスっぽく感じるのは、

コロナ禍が明けて
ようやくようやく・・・

、ということ気持ちも
あるのかも。

日本堂の裏山の
忠霊塔で遊んだ子どもたち、

きっと
楽しかっただろうな❤️

🍀

書いて残したい
もうお一人。

わざわざ
このクリスマスイブの日に
来てくれたのは、

スタッフ一同、
会いたかった人。

いつも電話で話をしているのに
会ったことがなかった人。

知らないこと。
解らないこと。

会えたからこそ
聞けることを、

じっくり
教えてもらいました。

顔を見て話すことで
お互いを知って

もっと強く
信頼し合えれたと感じました。

これから益々
よい仕事が出来そうです。

🍀

今年、たくさんの
男の子と女の子の
カップルを見ました。

指輪の代わりに
ペンダントでプロポーズをした
男の子もいます。

プロポーズが成功したと
風の噂で聞きました。

一人一人
一つ一つ
力強く

次の世代の人たちが
大人になっていきます。

クリスマスの頃になると、
なんとなく

いろんな事が起きた一年を
振り返るようになります。

いろんな事、どんなことあっても
下を向かず、腐らず

なるべくなら
上を向いて

それは自分だけなら
無理だったこと。

今年もクリスマスイブの1日は
佳い一日でした。