宝石のリモデルに来て、
古いお母さんの指輪を
自分の息子の結婚式に使うのに、
今風に変えたい、というご要望。
古さを感じるのは、
飛び上がるように
高く作られた
デザインだったから。
デザインはそのままにして、
飛び出た高さを削って、
指に自然に沿う低さまで
押さえることにしました。
これなら大丈夫。
取りに来て
「ありがとう!」と喜んでくれました。
相談中に、
昔一緒に児童館で遊んだ
仲間だとわかって、
彼女とは、ほぼ
30年ぶりの再会でした。
息子さん、あの頃は赤ちゃんで
手遊びとかしていたのに・・・。
もう結婚する
歳なんですよね、不思議。
気づかないまま
時間は流れて、
振り返ればあっという間。
昨日は
姪っ子から電話がありました。
国家試験の
自己採点がすんだ、と。
先日は
甥っ子が同じく。
末息子は今年一年間の
留学先が決まり、
今朝の朝日新聞には
仕事で頑張っている息子の
背中が載っていました。
大人になっていくなぁ・・・。
今、先頭を走っている
若者も
ちょっと前までは
まだまだ子どもで
その思いが
抜けきれない自分と、
まだまだ自分が
若いつもりで一緒に走っても
身体は正直で息切れすることに
気づくこの頃。
いつどのタイミングで
皺が出来たり動けなくなってるのかな。
毎日同じ事を繰り返す
自分の生活の中で、
そんな少しずつの変化に
気づけたらいいのにな、とか
最近思います。
時間はみんな平等に
少しずつ。
ひとときひとときを
その時のペースで
無理なく過ごすことが、
今のちょっとした目標です。