みていればあなたが
どんな苦労をしてきたのかわかるのよ
、と。
私が恩師と思っている方が
掛けて下さった言葉。
一生涯に一人でも
【恩師】と言える人がいる
私も息子も
幸せだと思います。
息子。波に呑み込まれて苦しんだ
高校時代。
浮き上がろうと
もがいて、
自分から
YFUの門を叩き、
そこで偶然に出会えた
恩師と呼べる方。
息子は導きから留学で
たくさんを学び、
自分の選んだ苦は
苦と思わない人になってきたように
見えます。
今日。
留学生の見送りを最後に
その恩師が引退されると聞いて、
息子と一緒に
会いに行くことにしました。
早朝の空港。
突然表れた息子を恩師は
ちゃんと覚えていて下さって、
あの時の、悩んでいる
私たち親子の姿を見た時の
印象まで
語って下さいました。
他人事を自分のことのように
思ってくれる人がいるんだ
、ということに驚きながら
涙が出てしまった・・・
そんな姿の時の
自分たち。
その日付の
深く沈んだ文面のブログを
読み返す度に、
その時の事が
ありありと目に浮かびます。
「今日、2月11日で私は完全引退です。」
サラッと言われる言葉とは
重みが違う実際で、
恩師が誘って下さって始めた
ボランティア活動でこれから、
その姿がないことから
想像できません。
話をするうちにたくさんの事が
走馬灯のように頭に浮かんで、
また
泣けてしまいました。
同じ母校にYFUとして
挨拶に行く仕事を受け継いで、
引退しても毎年、
その時にはコメダでデートしましょう
、と約束をして
別れました。
本当にありがとうございました。