ご近所さんの腕時計

三軒隣の
ご近所さん。

一軒お隣の
銀行さんの待ち時間があって

「長くなりそうだったから寄っちゃったわ」
、とおしゃべりタイム。

しばらくして

「そういえば見やすい
腕時計が欲しかったわ。」、と

色々探し始めました。

高くない普段使いにちょうど良い
腕時計をおすすめしました。

付随していた黒革ハンドが
着けにくくて、

ジャバラのバネのバンドに
付け替えました。

町内では最年長の
御歳90歳。

終戦の頃の
日本の悲惨な戦争物語を
教えてくれました。

新聞で読む今のウクライナと
光景が重なりました。

こうして普通に暮らせることは
普通ではない努力があってかと感じます。

「娘の頃だったからね。
終戦から77年も経ったかね。」

そんな言葉が
耳に残りました。