初釜

お福茶、です。

今日は初釜でした。
お稽古の前に、

先生がお福茶で
もてなして下さいました。

梅干しの塩気
昆布の旨味
黒豆の香ばしさ
ほんの少しのお茶の薫り

味は、
一言では言い表せないけど

言ってみるなら
、幸せな味。

お茶を煎れる時は
【梅鉢】という並べ方。

いただいた後、片付ける時は
【くだりがんこ】下り雁こ、という並べ方。

教わることが
とても新鮮でした。

ほんの
二時間ほどでしたが

何も考えない
時間。

🍀

午前中にやりたかった
トップウインドウの模様替え。

花を活け
リモデルの整理
業者さんとのやり取り
提出した原稿の校正

朝のうちだけでも
ひとつひとつ
積まれていくことを

ひとつひとつ
淡々と片付けます。

年末から年始にかけて続いた
慌ただしさから

頭のスイッチがONになり
身体のスイッチも同時にON。

その
頭のスイッチだけがいつまでも
OFFにならないことを

自分自身が不安になって
落ち着かずにいました。

初釜。
久しぶりのお稽古。

午後のほんの
二時間ほど。

お茶を点てながら何も考えずに
身体を動かして
そして仕事に戻った時。

見えないものに焦っていた
頭の中が
スッキリしていました。

ようやくスイッチを
切ることが出来たのかな。

そんな自分に

「いいんだって、頑張らなくても」

そう言ってくれる
仲間がいて

よかったなぁ~と
しみじみ感じました。