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コロナ禍の宝石店

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先日、友だちに会った時に
「コロナになって宝石のお店って
、どう?」、と聞かれました。
全国に緊急事態宣言発令中は
お店も臨機応変に閉めたりして
ぱったりと人影が消えました。
ここにいつも来店下さる皆さんは
クリーニングをしたり
メンテナンスをしたり
おしゃべりにみえたり
生活の一部として日課のように
お店を使って下さる方々。
そんな皆さんが
おみえにならない間は、
お店はとても静かでした。
コロナ禍で
日常が変わったと感じました。
最近になって
少しずつ人が動き始めて
コロナ予防の対策をしながら
いつもの方々の日課が
戻ったような気がします。

宝石という扱い品目は
気持ちが必要としなければ
売れていくモノではありません。
自分の為に
自分の宝石を買う方は
一握り。
逆に
人のため・・・例えば
妻のため
娘のため
孫のため
身近な人のために
宝石を、と買いにみえる方が
増えた気がします。
さらに、コロナ禍で
お金の使い方が変わってきて
安いものをたくさん、が
減り
良いものを一つ、が
増えたようにも思います。
モノを少なく
良いものを大事に、といった
流れを感じます。
そして
コロナ禍で
ステイホームの時間が増え
断捨離のついでに
宝石の整理をされる方が
〈作り直す〉という手段で
欲しかった宝石を手に入れる方が
増えています。
金の相場が上がり
不要な宝石を売りにみえる方が増えて
売ったお金を使って
(改めて見つめ直した宝石を)
これからの自分が使うために
作り直されていくのです。
正面のデザインは変えません。

【BEFORE】 高さが古さを感じるデザイン

【AFTER】リモデルで、低いデザインに

このお客様は大喜びされて
拍手をして労って下さいました。
「また来たい!」と
喜んで帰っていかれました。
日本堂の日常が
少しずつ
新たな日常に
変化してきています。
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