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異業種同士の話

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瀬戸は小さな地方都市。
陶器の町。
家内工業の工房も多く
様々な業種までも
自営で生業している人が
多い町とも言えます。
なので
日本堂におみえになるお客様には
様々な職業の方がいらっしゃいます。
今日は、昔懐かしい
お客様。
先代スタッフの顧客様で
そのスタッフが定年してからは
しばらく
お顔を見ていませんでした。
そして先日、
電池交換でおみえになった時に
懐かしくてお声を掛けました。
外の食堂で家族同士
バッタリ会った時に
仕事をついだという
たくましい息子さんに会って
その時に初めて
生業のお仕事内容を聞きました。
〈瀬戸豚〉という
ブランド肉を出している
牧場をしていると聞いたのは
その時でした。
それからしばらく経った去年、
流行った豚コレラで
町から消えてしまった瀬戸豚。
今日は
腕時計を買いにおみえになり
その時の話を
聞く事ができました。
昨年の4月に
豚コレラが瀬戸にも襲い
大切に育ててきた豚たちを
全て殺処分したそうです。
その時の気持ちは・・・・
他人の私には表す事ができません・・
今年の5月まで
カラの豚舎だったそう。
1年と1ヶ月
長かったと思います。
そんな最中に降りりかかってきた
コロナ禍。
豚コレラと新型コロナウイルス、
続けてきた災いに
反って
腹がすわった、  そう。
先代からの古いやり方を
全て改めて
若い息子の言葉に従って
新しい方法に変えていく、と。
道の駅の
瀬戸豚を使った瀬戸焼きそばが
おいしかったのに
急に
瀬戸豚が無くなってしまって
味が変わってしまった
瀬戸の名物。
検疫などが終わって
ようやく許可が降りて
それからは害獣防止のために
鉄板で建物を囲んだりの整備をして
5月に母豚が豚舎に入り
9月に子豚が産まれてくるとのこと。
そして、半年間
大事に育てると
11月に
出荷ができるとのこと。
育てて、育てて、
味を元に戻すのには時間がかかります。
自分なりの応援は
瀬戸豚を食べること。
瀬戸豚の復活を楽しみに
待ちながら
日本堂で
異業種、だからこその話が
また出来たらと思います。
腕時計が
お仕事用に役立ちますように✨

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