https://www.paulsmith.co.jp/discover/japan/aw24/a-frame-around-a-picture-event
イギリスを代表する
ファッションブランド、
Paul Smith
〈ポール・スミス〉
先日、
東京・表参道のギャラリーで
展示会が行われた時の様子。
このモデルになったのは
愛知県出身、
次男坊の友だちの弟くん。
彼はモデルをしながら
カメラマンでもあり、
来月。
東京六本木で
通訳の会社を興すそう。
通訳の仕事と言えば
想像できるのは、
言葉をそのまま日本語から英語・
英語から日本語にして
正しく意思疎通する役目を担う
仕事だと思い込んでいました。
彼がやろうとするのは、
そういった
〈トランスレーターの仕事ではない〉
、そう。
では、何をする?
彼が
目指すのは
〈インタープリターの仕事〉
なのだそう。
それはなに?
それは
通訳する相手との
中に入って
こちら側の方針や目的を
きちんと表現する代弁者。
インタープリターとして
日本側の企業について
例えば交渉ごと。
英語の会話の中で多少なりとも
気後れする日本人は
圧倒的な相手に対して
日本的に控えめになりがち。
彼は、学生時代の
海外生活を通して
日本の技術が作るモノの
素晴らしさを知っていて、
もっともっと
日本のクオリティに合う価格を
強気で推し進めていくべきだと
思っている人。
だから、会議の場で
物怖じせずに、
相手の醸し出す雰囲気に
屈せず対等に
交渉しながら通訳
〈インタープリター〉として中に入って
企業の成果を出せる人に
なりたいのだと言います。
その話す熱量の大きさから
本気度合いが伝わりました。
いつも言霊の力を
思うのだけれど
彼と話をしていた時に
〈海外に出ようとしている
会社を知っている〉と
伝えたけれど
なんと
このタイミングで
次の日に日本堂に用事があって
その人が来るという不思議。
その人に渡すために
余分に一枚もらっていた名刺を
〈次の日〉に
渡せたのでした。
思えば叶う、が
細かに現実にあると
何事も
前向きでいないといけないな
、と思えてきます。
出来上がったメガネを
東京に送ります。
国産鯖江の【オリエンス】という
老舗眼鏡メーカーのメガネを掛けて
頑張る彼の姿を
想像してしまいます。
応援していますね!