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33

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「午前中に行きます」
と聞いていたので待っていると
真っ赤な車が入ってきました。
彼女とは知り合ってまだ数回だけれど
とても気持ちが合って、
今朝来てくれるのを
楽しみに待っていました。
その車はとてもピカピカで
素敵だね!というと
「見てほしいのは番号なの」、と言います。
彼女、
先日のジャンニ・カリタ美術館に
来て下さっていて
イベントの占いをしてもらっていました。
そこでの【数秘】という占いで
珍しいとされる〈ゾロ目 33〉が
自分のラッキーナンバーと言われたそう。
そして帰ってからその日のうちに、
ご主人様から
「今度納車する車のナンバーは何がいい?」
とたずねられたそうです。
その日、の その日。
【33】が いい。

それでこのナンバーになったそうです。
数字にもご縁というものがあるんだ・・・と
鳥肌が立ってしまいました。
仲良くしていた同級生も出席番号が【33】で
それから自分も大好きになった番号。
そんな外での立ち話にも花が咲きました🌸
彼女はジャンニ・カリタの宝石を
とても気に入って下さって
夏に向けて、
涼やかなホワイトアゲートのリングを
注文されました。

お嬢様風土の名古屋嬢には
とても似合います✨
溶け込むようなピンクゴールドは、
この華やかさなのに
品 良く、指におさまっていました。

ジャンニ・カリタの雑誌広告。
ジャンニ・カリタの宝石について
もろもろメールをする中で
たまたま彼女に伝えてあった事でした。
そうしたら
二人で話し込んでいる間に
待ちに待ったその雑誌が
お店に配達されていました。
彼女がいる数時間のタイミングで
それが来たのも不思議な気持ちでした。

奥の部屋でいろんな事を話すうちに
心の奥にしまってある
仕事以外の自分のことが
いずみのように
湧き出てきてしまいました。
この歳になると色々なことも体験して
身の周りにも色々なことが起きたりして
なかなか普通に
何も心配ないという日がない気がして
そんなことが一気に出てしまった
、というか・・・。
日本堂のお客様は
幸せを運んで下さる方が多いから、
自分が普通でないときにも
幸せに巻き込まれて
立っていられたりしています。
その環境だから
喜怒哀 楽のスイッチが誤作動で
【楽】のところに働くことが多くて
自分はとても
幸せなのかもしれません🌸
彼女が帰ってからも
奥の奥の詰まったものが 外に出されたような
爽快な気持ちが残りました✨

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