三木稔
三木氏の宝石は自然の中から、山や原っぱや道端からも生まれます。山梨のギャラリーにはキンモクセイ・ヤマボウシ・ナラ・カエデなど木があり、いつの間にか野生のヒナゲシや月見草が咲いたりするそうです。そして、実際の草花をもとにして形をとる特殊な技術によって三木氏のジュエリーが作り出されています。ジュエリーの展示には自作の陶器のディスプレーが用いられます。割れても金継ぎで修理をして、別の景色を味わうという・・・。そんな三木氏のジュエリーを瀬戸の街の緑あふれる日本堂からお取り継ぎいたします。
三木稔氏のプロフィール
1951年山梨県生まれ。東京芸術大学・同大学院で彫金を学ぶ。日本の伝統工芸技法に習熟し、常に新しいジュエリーの表現と技術を求め、その高度な技術力は高く評価されている。中でも自然シリーズ”NAZUNA”ナズナは、実際の植物の花や葉や実などを特殊な技術で形をとってデザインされており、その不思議な存在感を持つジュエリーは多くのファンを惹きつけている。また、古代と現代の技術を融合し、流麗な美の再現を試みた「粒金シリーズ」、石の形の魅力を追求した「ジオシリーズ」など、三木稔のジュエリーは、最新のデザインでありながら、どこか古代のテイストを感じさせるシンプルで美しいジュエリーである。
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