白のコンバース

自称、
後期高齢者。

会話の合間合間に
にじみ出る知性が
伝わってきてしまう。

電動機付き三輪車をこいで
山向こうの町から来た女性。

白髪をだんごにまとめて、
コートはジャケット仕立ての
薄手のキルティング。

めて連絡をくださった時の
お電話では、

ご自分の持ち物を
最大限に使って、

アクセサリーを使いやすく
直したいという御希望でした。

ご来店され、

スタッフ筝花さんが
細やかに要望を聞いて、

時間をかけて直していった
アクセサリーや宝石は、

きっとこれから十分に
生かされると思います。

直し方の指定も、
普通は嫌い。

だからどこか人と違った
光るセンスがあるようにみえます。

「歳をとったら
トラッドがいいのよ。

トラディッショナルで
オーソドックスな感じが、ね。」

若い頃は
スタジオに勤めていて、

フランスやイタリアなどにも
付いていったらしい。

ファッション関係
なのだろうか。

ブランドの名前を挙げて、
流行った時代を

普通に◯◯◯◯年、と年号で
言っていくけれど

その言い方が全く
背伸びをしていない感じ。

身に付いてしまっている
と言うか・・・。

自分はブランドに
興味がなかったけれど、

角度が違えば、

自分が持つ
ブランドへの偏見に気づかされ

尚且つ、
とても勉強になりました。

白のコンバース。

赤白紺のトリコロールの
ラインがカッコいい。

白のコンバース、

自分も後期高齢者になったら
履いてみたいと思ってしまいました。