日本堂の代替わりをしたのは
10年ほど前。
社長と奥さんのお客様だった
お客様が、ご来店された時に
世代が一つ違う下の代に
人が代わっていたのは
きっと戸惑いも
あったかと思います。
日本堂は代替わりしても
華々しいことをせず
静かに
前の商品を引き継ぎ、
大きな変化をさせずに
引き継ぎました。
それが
選択の余地なしだったけれど
結果、これで
良かったと思っています。
「これは、昔、ここで頂いたのよ。」
岩倉康二作のペンダントを
見せて下さった先代からのお客様。
断捨離でずいぶんと宝石を
処分されたとか。
それでもこれは気に入っていて
手放さずに
持っていて下さったそう。
「もう、宝石はいらないと
思っていたのに」
、と言いながら、
キラキラカットの
ピアスを見つけて嬉しそうです。
お洋服にも
よくあってる！
宝石が好きな方は
パッと直感で
自分の好きなものを見つける
能力があると思っています。
お客様もたくさん色々と
着けて、
一つ一つの宝石のコメントを
されながらお店を周り、
最後はパッと
「これがいいわね。」と即決。
勘でモノを選ぶことを
教えてくれます。
キラキラの指輪、
確かによく似合った！
しかもピンキー使い。
小指に着けると言われます。
それをケースに
入れるわけでもなく、
「もう着けていくわ、一回でも
多くつけられるでしょ？！」、と✨
お洒落をすることを忘れず、
人と会うことを楽しみ、
人生を謳歌される姿を
清々しく感じました🌸
