小さな頃に
亡くなってしまった
お父様の命日は
8月6日。
小さな頃から家族を支えてきた
家族でたった一人の男子。
今年、お母様は
86歳に。
今は幸せ。
ようやく幸せ。
だから指環を作る。
これから毎日
着ける指輪。
いろんな事がこれから
起きてきても、
この指輪を触って
パワーをもらいたい。
設計をします。
この8と6の
文字の形にこだわります。
金かプラチナか。
これは本物に近い
架空の画像です。
しっかりと見て
確かめます。
金で作ることに
決めました。
こうして
話し合いしている時も、
家族から
電話が入ってきます。
「俺、世界で一つしかない
指輪を作るんやよ。」、と。
宝石は残ります。
これから先、手放さなければ
一生着けることができます。
これから自分を支えるために
お守りを作る。
この幸せな時に。
宝石の意味を
教えてもらっているような
気持ちになります。