戦争よりも平和を

日本堂の表の
トップウインドウは

季節ごとに
変えていくのだけれど

そのデザインは
自由に任されていて、

いつも
その時々に思っていることを

自分なりに
表現する場となっています。

自分しかわからなくて
他人様には「?」、みたいな

謎解きにしか
見えないと思うけれど。

今回のウインドウのタイトルは
【戦争よりも平和を】、です。

ウインドウの中には、
宝石に交じって

蔦や花に巻かれた
武器が置いてあります。

先日、奥さまが
リモデルにみえたのをきっかけに、

大学教授の旦那様と
よく話をするようになりました。

ウインドウにある
聖書に見立てた本の話になった時に、
先生が、

「若い頃に使っていたのを譲るから、
本物の聖書をここに入れて欲しい。」

、と
仰って下さいました。

先生の学校は自分の母校と同じ
キリスト教プロテスタント。

聖書が同じ。

そして、頂いたのは、
英文の聖書。

「詩篇の23篇、知ってるかい?」
、と突然質問された時に、

聞き覚えのある箇所だなと
思いました。

そうだ!

中学の時の聖書の時間で、
O女史から教わった箇所だ!!と
思い出しました。

たしか、
『牧場で・・・』だったかな・・・

そう言えば
中学の時。

「とても大切な箇所だから
覚えるように。」、と

暗記をしてくる宿題を出されて
必死で覚えたんだった!!

全員が起立して
よどみなく完璧に言えた人から
座っていける。

少しでもつかえるとそこで
黙って起立のまま。

それを何度も
繰り返したんだった。

最後まで一人
起立ならどうしよう・・・と
焦りながら間違えて、

何度も何度も唱えて
クリアしたんだったなぁ。

今から思えば学校で、『聖書』という
宗教を教わる授業があったことが、

きっと自分の考え方の見えない
礎になっていると思っています。

学問として宗教を学んだからこそ
気づけることもあって、

自分の身を守れたことも
あったかも。

聖書を下さった先生が、その
詩篇の話をしてくださいました。

久しぶりに
聖書の時間を過ごしたようで、

学生時代の
懐かしい気持ちになりました。

帰宅して、
自分の聖書をあけてみました。

懐かしい🌸

詩篇 第23篇
ダビデの歌
1主はわたしの牧者であって、
わたしには乏しいことがない。
2主はわたしを緑の牧場に伏させ、
いこいのみぎわに伴われる。
3主はわたしの魂をいきかえらせ、
み名のためにわたしを正しい道に導かれる。
4たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、
わざわいを恐れません。
あなたがわたしと共におられるからです。
あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。
5あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、
わたしのこうべに油をそそがれる。
わたしの杯はあふれます。
6わたしの生きているかぎりは
必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。
わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。