贅沢の極み

スカート。

友だちが手縫いをしてくれた
スカートです。

パッチワークのように
何枚も。

同じコレクションのデザインなので
色柄が変わってもなんとなく統一感。

組み合わせ方や布地の幅など、
考えて縫ってくれたことが伝わってきました。

バック。

友だちが手縫いをしてくれた
バックです。

お土産に買い込んで
もう20年近く引き出しに入れっぱなしの
IKEAのカーテン生地で。

クリーム色の裏地布は
色合わせを楽しんで選びました。

余り布が出たからと、
レッスンバッグやエコバッグまで
作ってくれました。

ちょっと前まで
それこそ
コロナが始まる頃までは

ブランドの服や婦人雑誌に載るような
すごい金額のものを
贅沢品だと思っていました。

でも歳を重ねたからなのか
全く別の価値観が生まれました。

寝間着。

肌触りが心地よいダブルガーゼで、
手縫いで柔らかいネグリジェ。

着心地の贅沢さ。
良いものだな~と
手放せなくなりました。

🍀

普段着。

夏は涼しく冬は温かい生地。

既成のサイズに身体を
合わせるのではなくて、

無理をしなくても良いサイズに
してくれて、身体に負担がない服。

何より相談に乗ってもらえる
安心感。

普段着迷子だったので、
自由に考えて作ってきてくれる

その服をそのまま受け入れて
着ることの楽しさを知りました。

チクチクと縫っている
自分のために費やしてくれる

その時間を考えたら
尚更贅沢で、

ありがとう~と
幸せな気持ちになります。

〈幸せな気持ち〉
それこそが贅沢の極み
、と思うようになりました。

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

日本堂の宝石リモデルも
お客様にその

考える楽しい時間と
気持ち良いつけ心地や

再び使えるようになる喜びで
〈幸せな気持ち〉に
なってもらえるとしたら、

その贅沢の極みを
味わってもらえるように、

友だちのように
寄り添いたいと思います。