物語の中のよう、蘇ったお茶碗

息子さんのお茶碗が欠けてしまって
寂しがっていた友だちに、

金継ぎのお稽古をしている
瀬戸のお姉さんを紹介したのは昨年。

お姉さんは毎月毎月のお稽古に
そのお茶碗を持っていき、

少しずつ地道に
お直しの手を掛けて下さいました。

それがご縁で
金継ぎ教室の作品展へ行ったりしました。

今日は友だちと一緒に
お姉さんの家まで、

一年かけて直された
お茶碗を取りに伺いました。

出迎えてくれたのは
庭先朝摘みのチューリップ。

イースターのタマゴが
装飾されています。

「週末はイースターだから」
、と🌸

「アフタヌーンティーからがいい?
それともお部屋巡りをする?」

瀬戸の緑深い林の景色が
どこからも見渡せるお家は、

北欧の部屋のような
お洒落なペンションのようなで、

どこかの遠い所に来ている
錯覚を起こします。

全てこだわりのものに
囲まれている設え

お姉さんのおしゃべりは
子守唄のように聞こえます。

次から次に
レシピ本から出てくるような
軽やかな食事✨

全部、今日の日のために
用意してくださっていました。

ハイグローブのダージリンティー・アールグレー。キューカンバサンドイッチ・サーモンとアボカドサンド・スコーンとクロテッドクリーム・バスクチーズケーキ・メイプルシフォン

全部手作り!!

作りたて、で
焼きたて、で
いれたて、で

次から次へと素敵な
お皿に取り分けてくれて

子どものようにすわって
待っていられるなんてコトが
すごく嬉しい🌸

大きな鉄瓶で沸かした
美味しいお湯で紅茶をいれてもらって、
温かな気持ち。

帰りにはお土産まで
持たせてくれました。
最後まで甘えてしまった~!

今度、息子さんが帰って来る時には
ピカピカのお茶碗がお出迎え✨

よかったね❤️
そして
ありがとうございます❤️

友だちには、パーンとはじけて切れた
お念珠のお直しも渡すことが出来ました。

物語の中に入ったような
一日でした✨