実家の母から「お仏壇に置いてあった数珠が切れた」、と聞いた時に、
古い数珠はみんな修理したはずなのに、と思いました。
見てびっくりしたのは、糸替えをして数年も経っておらず、
お仏壇の父の写真の前に使わずに静かに置いてある数珠が、切れていたからでした。
修理に出したのは私だから、よく覚えています。
そして同じ日。
二段重の漆器が棚からコロリと落ちて、陶器のように見事に割れた事が怖い、と母が言ってきました。だから、
「二度あることは三度あるって言うから、貴女も気をつけて過ごしなさい」と言われました。
月命日の前の日の出来事です。
思い出したのはその1ヶ月前の七回忌の命日。
三男がお仏壇の横で骨折をしたことでした。それで命が守られたと(私自身は思い込んでいて)感謝した出来事です。
一度目は三男の骨折。
二度目は数珠が切れたこと。
三度目は厚硬い漆器が割れたこと。
「大丈夫大丈夫!!これで三度目が済んだんだよ!!」
身体が無くても大切な人はそばにいてくれて守ってくれている。
そんな安心感の中で毎日を過ごせています。
お客様は「数珠が切れて縁起が悪い。」、と言いながら修理に持ってきますが、
「これは何かの身代わりだから守られたと思えば大丈夫ですよ。」、とお伝えして修理をしています。
私たち家族も守られたのだと確信します。
この数珠の切れ方を、今日お店に持っていってスタッフたちに見てもらいます。きっとみんな、不思議がるだろうな~。
一度目の出来事https://ameblo.jp/houseki-tokei-megane/entry-12673931095.html