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垣根なく

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日本堂男子の同級生。
インテリアショップを経営している
友だちに
お仕事の頼み事があって
来てもらいました。
話を聞くと
仕事が忙しいとか。
忙しくて良かったね!
、となったのですが
「僕らの仕事は、半年遅れ。
今現在、契約が無いから
この秋からは
全面的に休むことになる。」
どの業界もあまり
よい話は聞けません。
みんな一緒だから
このご時世になり
お互いが包み隠さず
色々な話を
するようになっています。
どの様に過ごすのかを
同級生同志が話をしている最中に
お客さまがみえました。
作業着を着てみえます。
たくさんの高級腕時計の
電池交換。
「俺さ、◯◯年生まれの
ここの店の息子と同じ◯◯高校でさー。」
それは
日本堂男子の事?!
あのー
あそこで話をしている2人が
◯◯高校卒業です。
えっ?!と
それぞれが名前を名乗って
「いやぁ、お互い歳をとったなぁ~。」
、と言い合っています。
仕事、よければ
やってくれない?
お客様でいらした方が
突然言い出しました。
お客様は建築の仕事らしく
インテリアの仕事の同級生に
声を掛けたのです。
ほんの一瞬の
スレ違いギリギリの出会いで
二人は名刺交換。
途切れていた
30年前の付き合いが
これからまた
始まりそうです。

こういう時だから
人恋しく懐かしく垣根なく
いとも簡単だった
縁の結び直し。
悪い時代の少しだけ
良いところを
見た気がしました。
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