５月始め。
お父さんとお母さんが
まだ若い娘さん2人の為に
パールネックレスを買っていかれました。
宝石店では珍しく、お父さんが
パールの色やテリ・大きさまで気にして
考えて考えて
良いもの探しをしていました。
こだわりる一本一本に、
みんなも「それでいいよ」、と
素直に
お父さんの意見を聞いていました。
そして、こだわりきって
満足した様子で
パールを買って帰られました。
パールネックレスには
18金のイニシャルをお着けしていて、
お姉ちゃんのはあったけれど
妹のは珍しい頭文字でストックが無くて
取り寄せとなりました。
パーツ取り寄せに
ひとつき 掛かりました。
用意が出来て
到着連絡の電話をしましたが
なかなか通じません。
スタッフが気にして
お手紙を投函したほどです。
今日、引き換え券のお名前を見て
「いらした！」と思いました。
「主人が亡くなったので
遅くなってすみませんでした。」
真珠のこだわり。
娘さんたちに
良いものを渡したかった
お父さん。