例えて言うなら
玩具屋のガラスに顔をくっ付けて、
欲しいおもちゃを
じーっと見つめている子ども。
欲しいけど買えなくて
それでも
おもちゃに釘付けで目が離せない・・・
東京に仕入れに行った時、
ある商店の前で
そんなふうな私たちでした。
買ってくれるのは、いわゆる
子どものお父さんにあたるのは、
社長の役目。
いい、なら良し。
ダメならダメ。
その商店の宝石を
社長に見てもらって
気に入ってもらえるのか
日本堂でこれから
その宝石を売っていけるのか否か
自分的には
勝負の日でした。
はるばる遠方より
おもちゃ、ならぬ美しい宝石を持ってきて
見てもらう日でした。
✨あじさい✨
やっぱり、すき🌸
裏側のでんでん虫🐌
見えないところにあしらう
その感覚が、すき🌸
✨万華鏡？✨
ハッとする色使い・・
女性の感覚が生み出す？！
✨メダリオン✨
細工の美しさ・・・
✨お花畑の蝶々✨
見ているだけで幸せ・・・
オパールに合わせた美しさ・・・
お父さん役は
「いっぺんにはダメ」
少しずつ
揃えていこう
そういって
子ども役に
言い聞かせました。
子どもは
欲しい欲しいの一点張り
まさしく
親に促された感じでした。
ずっと何年も定番で
デザインを作っていると聞いて
安心しました。
売って終わりじゃない。
これからもこの
宝石たちに会える💕
「あー、これ、いいなぁ✨」
そんなトキメキを大切に
ようやく
宝石を選べるようになってきました。
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