友だちから誘われた
ハンドベルのクリスマスコンサート。
かわいらしい学生さんたちが
懐かしい音で素敵な曲を
一生懸命に演奏するのを見て
癒されて帰ってきました。
パンフレットに書いてあった
ケリー先生。
日本に初めてハンドベルを持ってきて
普及の為に尽力をつくされた話が
書いてありました。
遠い記憶を引っ張り出した
中学に入ったばかりの頃のこと。
ケリー先生の事をみんなで
「ミスター ケリー」と呼んでいて
スキーのジャンプ台のように鼻先が
ツンと上を向いた背の高い
素敵なおじいさん先生でした。
強い記憶にあるのが
お昼休みの屋上での小さな集まりで
ミスター ケリーがホルンで
第二編の讃美歌を高らかに
楽しそうに演奏されたこと。
曲はたしか
『救い主は待っておられる』・・・
ミスター ケリーが亡くなって
追悼の礼拝で
しくしく泣いてしまったこと。
母校の歴史に無くてはならない
ミスター ケリーと実際に会えて
青い目の
優しいおじいちゃんのように
心の中に生きているって。
やっぱり歴史に残るくらいの
素晴らしい先生だったからなんだなぁと
ハンドベルのクリスマスの曲を聴きながら
思った夜でした。
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