夕方、少しホッとして
お店にかけているCDを手にしました。
阿部海太郎の『音楽手帖』
そのピアノの音が耳に入ると
スーっと心が癒えます。
そのジャケットの絵
あー
そうだった。
ブログに書こうと思った事を
思い出しました。
先日の夏期休暇。
家でゆっくりする時間があって
久しぶりに
ピアノを弾く気持ちになりました。
一年以上ぶりに
ピアノのふたを開けて楽譜を広げ
ピントを合わせよう、と
「メガネ」。
字を大きく見よう、と
「ハズキ」。
メガネONハズキのスタイルで
ピアノに向かいました。
見える。
わかる。
指が追える。
今まで完奏した事がなかった
『エリーゼのために』、が
なんとか弾ききれたのが
不思議でした🌸
ピアノは小学校の四年生で
諦めてしまって
今から思うと
音符が五線譜の上や下を
〈何本も〉行ったり来たりすると
目を凝らしてそれを
一本二本と
数えるのが大変でした。
それが面倒くさくて
楽譜を暗譜して指が覚えないと
曲を弾く事が出来ませんでした。
実は
乱視がひどい眼だということを
知ったのは
大人になってから。
見えてはいたけれど
しっかり見えないから
目で追っても追っても
逃げてしまう音符に
疲れていた小学生、
だったのです。
きっと。
そうだったんだ。
自分、かわいそうだったな・・・🌸
でも
こんな大人になってからでも
メガネとハズキという道具の力を借りれば
音符がしっかり見える。
そして、
動きが悪い指ながら
ピアノが弾ける💕
そんな
経験が出来て良かった！
努力だけが足りなかった訳では
無かったんだな～
今頃だけれど
それがわかって
本当に良かったです🌸
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