ひょっこり現れた
甚平を着た男の子。
いがぐり頭で
昔の雰囲気漂う容姿と
ヤンチャっぽさ。
懐かしい～と思いました。
甚平は、息子が小さい時には
商店街の着物屋の前にたくさん吊ってあって
気持ち良さそうな木綿のものを買って
着せたりしていました。
そういえば、最近の子で
甚平姿の子をあまり見掛けません。
一緒に来たのは
ワイルドな雰囲気のパパ、
そしておばあちゃん。
「甚平姿なんて、
昔の子供みたいで可愛いですね。」
パパにそう声を掛けると
意外な返事が戻ってきました。
「実はニューヨークに住んでいて
こちらにいる時には、思いきり
日本を感じてもらいたくて。」、と。
明後日には
ニューヨークに戻るそう。
こちらにいる間は
日本らしい場所を
あちこち連れて行き、
瀬戸に来たのは、日本堂の並びにある
蕎麦屋の志庵さんが同級生で
〈美味しいお蕎麦を食べさせたかったから 〉
、なんだそうです。
「電車に乗って、景色を見て帰ります。」
そういって駅に向かう親子の
後ろ姿を見送りながら、主人が
「今どきのお父さんは
色々なことを考えて子どもと過ごすんだね・・」
、とパパコメント。
あっという間に
そういう時は過ぎてしまうから
振り返った時に後悔しないように
今を過ごさないと、と思わせてくれた
ニューヨークパパでした✨
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