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母の ひとりごと

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瀬戸は新盆、七月に

お盆を迎えるお家が多く
今日は里の弟に代わり 
お寺さんで
お施餓鬼の法要をしてきました。

たくさん雨が降る中
妹が鐘突堂を眺めて言ったこと。
大晦日。ここのお寺さん。
百八の除夜の鐘を突けるのは
その年に亡くなったおうちの家族。
あらかじめ くじを引いて
突ける家族
突く順番を決めます。
父が亡くなった年、
母が引いた くじは【11】
11番目に鐘を突けるくじが
引けたそうです。
亡くなった日、11日の数を引いて
母は喜んだそうです。
知らなかった・・・。

お寺さんの帰り道に雨の中、
お墓に行ってお参りをして帰る時のこと。
お墓を出る時に母が
「さあ、皆さん おうちに帰りますよ。」
自然にそう言っているのを聞いて、
いつもの口癖なのだと思いました。
父やおじいちゃんやおばあちゃんを
お墓に残すんじゃなくて
温かなおうちに
連れて帰りたいから、だそう。
毎週、母がひとりで
お墓参りをしていることは知っていて
毎回、こうやって独り言を行って
帰っていくんだ と思ったら
仕事仕事と
忙しがるのではなく
もう少し時間を作って
里に行こうと思いました。

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