翡翠の美しさを教えてくれた翡翠

元々宝石が好きだった
訳ではなく、

仕事として宝石を
見るようになってから

宝石に興味を
持ち始めた自分。

この仕事に就いてから
宝石の良し悪しを

理解しない状態の自分が
お店に立つのが怖くて

学びたいと思って
尋ねても

「あなたには無理、
数見てないから」と。

宝石は〈経験なんだ〉と
理解して

お客様の
持ち込まれる宝石や、

問屋さんが持ってくる
数ある宝石等を

ルーペでギュっと
見るようにしました。

そうして
十年 二十年経って、

最近
ようやく

先代の先輩方が言った
意味が分かった気がします。

🍀

同級生が
リモデルで持ち込んだ翡翠。

それを太陽の光の下で
ルーペでのぞいた時に、

「ずっと眺めていたい・・・」
と思いました。

こんな風に思ったのは
初めてかも。

鉱物のその
まったりとした緑色と

濃いのに透ける感じ

天然の濃淡が
なんとも美しい。

見ていたい
、を例えるなら

万華鏡の光をずっと
見ていたくなるような?!

そんな感じ。

「義務的だった宝石が
自分、好きになったんだなぁ~」

、と改めて
思いました。

スタッフにも、この翡翠を
見ておいて欲しいと

勉強のために
共有しました。

元々。

リングだったこの
翡翠の指輪を

ペンダントに
リモデルしました。

【Before】

【After】

ネックレスに通したり、
コードに通したりで

アクティブになったり
落ち着いた雰囲気になったり

イメージが
ずいぶんと変わります。

リモデルするときには
バチカンは手作り。

翡翠の両脇に添えてあった
メレダイヤも

バチカンに
組み込みことにしました。

裏側の処理に
関しても

空きっぱなしでも
良かったのですが、

デザインを加えることで、より
ジュエリーのクオリティを

石に合わせて
上げることにしました。

ありがちな
唐草模様ではなくて、

現代的なデザインを
加えることで、

元々は刀にサヤに
付いていた?!

、という
〈いわれ〉のある
この翡翠の宝石が

時代を越えて
タイムマシンにのって

この世に
現れたみたいな感覚です✨

初おろしは
お母様の胸に。

大切な

お孫さんの結婚式で
、かな❤️

きっと素敵に
キラキラと輝きますね✨