「これなんだけど」
破れた包み紙と
破れた封筒から出てきたのは
ずっしりした金色の塊。
確かな重さです。
日本堂で
材質不明の貴金属を
無料で査定していることを聞いて
朝一番で
わざわざ足を運んで下さいました。
親から譲り受けた時から
ずっと心に引っ掛かっかりながら
持っていたものだそうです。
たまたま色々な節目の時に
旧知の日本堂が
そういう仕事をするという事を
聞けたことが
不思議だとおっしゃいました。
昔々の出会いがなければ、
この話を聞かなければ、
たくさんの〈なければ〉の積み重ねで
こうして
ご来店頂けたんですもんね。
「縁があったんだなぁ〜」
、と言われて
気が付かないだけでいる
たくさんの
良縁の中で生きていることを
改めて感じた今日でした。
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