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遺品整理

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今朝方は
遺品整理のお客様が
お二組
おみえになりました。
一人は70歳位の女性。
「買い取ってほしい」と持ち込んだのは
ずっとしまいこんであった
お母様のアクセサリーでした。
鼈甲の櫛や かんざしなど
買い取れないものが多くて
申し訳なかったのですが、
全てクリーニングをして
個別に新しい袋に入れて差し上げました。
特に最近頻繁に買い取り業者から
電話が入る様になって
そういうのがイヤだから と
電車を乗り継いで来て下さいました。
もう一人は60代の男性。
「クリーニングをお願いしたい」と言われたので 一つ一つ 
石落ちなどがないか検品しながら
クリーニングしていきました。

お店には簡易ではありますが
ダイヤモンドテスターがあり、
本物か調べてみたいとおっしゃったので
それも使って。
最近亡くなったお母様の宝石たちでした。
一つ一つの品質を確かめながら
キレイにしたものを もう一度元の通りの宝石箱に納めさせてもらいました。
亡くなっても こうして、
ああだったとか
こうしようとか
残された宝石を囲んで
その人のことの
色んな話が出てきます。
思い出してあげることが ひとつの供養だ
、と言った方の 言葉を思い出します🌸
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