リモデルの相談がしたいんだけど、と
同級生から連絡がありました。
持ってきたのは
昔、お父様が使っていたカフス。
綺麗な妃粋が
しっかりとした金の枠に入っています。
お母様の希望があって
それをなるべく いじらないで
そのまま
ペンダントトップに仕立てることになりました。
熱を加える加工だと
石が割れる可能性があるので、
レーザーで加工をすることになりそうですよ。
彼女がしていたリングは
やはりお父様から。
バリバリに働いていた頃に
インドネシアで買ってきたというリング。
「最近になってよく着けるんだ」
見ると、
真ん中に可愛いハートの模様がありました。
「きっと、お仕事先で
娘が喜ぶんだろうな、と思って
買ったんだろうね。」
妃粋のカフスを見ては
「このカフスを着けて
バリバリにお仕事していたんだろうね。」
ずっとずっと
タンスにあるだけの宝石たち。
それは ただただ
残っているのではなく 意味のある
タイムカプセル。
ある日
突然こうして
表に出たときに
気持ちを タイムマシンに乗せて
その当時に戻って
その宝石に関わった人の気持ちや思いを
伝えるために
置いてあるのかもしれないですよ🌸
宝石には
そういうことが出来る【力】があるんだなと
友だちとしゃべっていて感じました。
そういうのも宝物のひとつ。
タイムマシンの装置が ペンダントになるのを
楽しみに待っていてね🌸